10/27(日)に、町躍皷メンバー7名で、台風19号の影響で大きな被害を受けた相模原市緑区津久井地区を訪れました。
この地域にはイベントの出演や出稽古で日頃からお世話になっており、少しでも復旧のための力になれればと“恩返し”の気持ちを込めて、災害ボランティア活動に参加しました。
ここでは、メンバーそれぞれが感じたことも含め、津久井地区での災害ボランティア活動を報告させていただきます。
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台風19号により、1年を通してお世話になっている地域が被災してしまいました。
何とか力になれたらと、その地域へ問い合わせをしましたが、直後は被災のため現地への道が通行止めになっていたり、人力での作業が不可能とのお話をうかがいました。
数日後にボランティアセンターが立ち上がったとの連絡をいただき、私たちは約2週間後にボランティアに出向くことができました。
今回、ある一軒のお宅の庭先で土砂崩れが起きたため、土砂の撤去作業を行いました。
大人数でも1日では土砂の撤去が終わらず、また、まだまだ人力の作業だけでは難しいことを知り、復興の難しさと共に、自然の力の大きさ、災害の怖さを思い知らされました。
これから先も少しでも力になれるよう、ボランティアを続けようと、強く思いました。
(へな)
町躍皷がいつもお世話になっている地区が被災され、何か少しでも力になれればと、災害ボランティアに行ってきました。
20人程の人手とショベルカー2台で一日かかっても、一軒のお宅の庭の泥を掻き出すことが終わりませんでした。一人でも多くの方が一日も早く元の生活に戻れるよう祈ります。
(やす)
作業前の時点では倉庫の一部の壁は押し倒され、代わりに土砂で埋まってしまっていました。
一日では全ての土砂を取り除く事はできませんでしたが、
他のボランティアの方々と協力しながら、トラック3台分の土砂を取り除くことができ、
微力ながらいつもお世話になっている地域の方に“恩返し”ができたかな、と思います。
今回お邪魔させていただいたお宅もまだまだ土砂が残っていますし、
そこに行く途中にも、家が傾いたり、道路が塞がったり、川岸が削られたりと、多くの爪痕が残っていました。
今回で終わりではなく、これから先も、気持ちを注ぎながら、またボランティアとして力になれれば幸いです。
(きよ)
いつも町躍皷がお世話になっている地域が先日の台風によって被災をしました。
そこで、少しでも我々のできることをしたいと思い現地を訪れて災害ボランティアをしてきました。
現場は一軒家の庭先にある納屋で、押し寄せた土砂が大量に流れ込んでいました。ボランティア20名程と2台の重機やトラックであたっても、その日のうちに復旧することは叶いませんでした。
実際の現場での作業を通して、元の生活に戻るまでの道のりがいかに険しいか、地元の方の苦労が如何程のものか、その一端を実感しました。
この先も、我々にできることを少しづつでも続けていき、''恩返し''をしていかねばと思っています。
(かお)
「百聞は一見に如かず」という言葉を身をもって体験できた1日。
自分にとって初めてのボランティア活動の場は、いつも稽古をさせていただいている津久井地区でした。
少しでも力になれればと、スコップで土砂を持ち上げ、土嚢に詰めます。
そして土を詰めた土嚢は口を縛り、トラックに積みます。
重機を動かしたり、運搬したり等、特別なことはしていません。
それだけのことなのに、湿った土は重く、草木の根っこはスコップを遮り、服や靴はすぐ泥だらけになり、汗は止まることをしりません。
しかし、それは「痛く」ありませんでした。
被害にあわれた方の心は傷つき、後をひきずるような「痛み」がきっとある。
そう考えると自然と体が動きます。汚れ、疲れ、そんなものはどうにでもなると・・・
自分達がボランティアとして活動した結果がどれだけの支えになったのかはわかりません。
しかし、この活動を通して、率先して行動することの大切さを学ぶとともに、この経験を今後の人生の中で生かしていく必要があることを知ることができました。
休憩中にいただいた麦茶は本当に美味しかったです。ありがとうございました。
そして一刻も早い復興を願い、自分達にできることをこれからも考えていきます!
(けい)