我々町躍皷は、年に2回の定期和太鼓公演を開催しています。
町田市民ホールでは本公演を、ひなた村カリヨンホールでは演目発表会を行っています。
演目発表会では、自分たちの太鼓・演目を見つめ直し、深めていくことを目的として、これまでに様々な形での「挑戦」を行ってきました。
演目発表会を開催するのは3年ぶりで、今年は5月、そして今回の11月と、2回の演目発表会を行います。
この2回の演目発表会を通して、町躍皷は「ペアでの舞台づくり」という挑戦に取り組みます。
ペアの一方がプロデューサーとして、もう一方を主たる演者とした10分間の舞台をつくり上げる。
プロデューサーは、演目のみならず、楽器、配置、衣装に至るまで、舞台にまつわるすべてを考えます。
舞台をプロデュースすることを通して、太鼓や演目はもとより、相手をよく知ることが改めて必要になります。
5月の演目発表会では、舞台づくりが不慣れなメンバーも、様々な壁にぶち当たりながら、もがきながら、舞台をつくり上げました。本来やりたかったことを満足に表現できたチームはありませんでしたが、ペアで舞台をつくり上げていく過程を通じて、新たな課題も見えてきました。
今回の演目発表会の第Ⅰ部では、各ペアのプロデュースする側とされる側を交代して、もう一度10分間の舞台づくりに挑戦します。
前回の演目発表会に向けて取り組んでいたことには継続的に取り組み、演目発表会を経て新たに見えてきたことにはまっすぐに向き合っていきました。
役割が入れ替わったことで、前回とはまた別の立場で自分たちの太鼓や自分たち自身をさらに掘り下げていきました。意見を出し合い、ときにぶつかり合ったり、何度も練り直したりしながら、それぞれのやりたい舞台をつくっていきました。
4チームそれぞれの色のある、本気の舞台をお楽しみください!
第Ⅱ部はおなじみの町躍皷ステージです。
前回と今回の2回の演目発表会での舞台づくりや稽古への取り組みを通して、深く掘り下げてきた太鼓・演目・自分を、全員がこのステージで出し切ります。メンバーやチームの色がひしめき合う、激アツな舞台をお楽しみください!
演目発表会まであと3日。
皆様のご来場を、町躍皷メンバー一同、心からお待ちしております!(きよ)